女性用育毛剤でびまん性脱毛症を改善

びまん性脱毛症は病院に行かなければ直らないの?

女性のびまん性脱毛症は多くの人が抱えている症状ですが、
ほとんどの人が医師の診察を受けたり処方薬を服用したりという治療は行っていないのが現状です。
㈱ナガセビューティケアが公開した「働く女性の薄毛に関する意識調査」では
医師の診察や処方薬を服用している人は薄毛に悩む334人中2.8%(調査有効回答数は500名)にとどまる事が分かりました。

調査対象者は20歳代から60歳代の女性です。
今回の調査では治療や診察に行く上で何がネックになっているのかまでは明らかにはなっていません。
仕事や家事がまだまだ忙しく治療に行くことが出来なかったり、
そもそも診察に行くこと自体が恥ずかしいと言うこともあるのかも知れません。
そしてもっとも大きな障害は治療費であると考えられます。
保険診療ではないため、毎月通院し、薬を処方してもらえば1万円前後、治療によってはそれ以上の出費が予想されます。
子供の教育費があったり住宅ローンなどの負担があったりすると自分の髪の毛だけにそこまでかける事が出来る方は少ないでしょう。

そこで多くの薄毛に悩む方が使用しているのが育毛剤です。
前述の調査では育毛剤を使用する方の多くは50歳代~となるようですが、
育毛剤にも種類は様々で、産後の脱毛症に特化した商品なども販売されています。

育毛剤にはどんな種類があるの?

育毛剤とくくってしまえば一つですが、効能や種類など様々です。購入するにも悩んでしまいますね。
育毛剤は大きく分けると3つです。それは医薬品であるもの、医薬部外品であるもの、化粧品の分類にあるもので、
その表示は薬事法により定められています。

医薬品の育毛剤

医薬品は薬事法により効果や効能が明らかにされています。
臨床試験などの検査を行い、一定の結果が出なければ医薬品とはなりません。
大正製薬から販売されているリアップ(男性用)、リアップジェンヌ(女性用)は医薬品です。

ミノキシジルという成分が含まれ、効果が高い分副作用も出る可能性も高くなります。
脱毛専門医で処方される塗布薬も同じミノキシジルを成分としていますが、
リアップジェンヌはドラッグストアで誰もが購入できる商品ですので濃度はかなり薄くなっています。

しかし、高血圧や心臓病の持病がある方は使用を控えた方がいいこと、
ミノキシジルには初期脱毛と行って毛周期が正常になる際に乱れていた毛が脱毛するという減少が起こる方もいますので、
その点は留意しておかなくてはなりません。

医薬部外品の育毛剤

医薬部外品は、医薬品にくらべ効果が穏やかでその効能があると認められた成分が配合された商品です。
有効成分として成分名や効果効能を商品や販促用の公告、HP等にも表示してよいことになっています。
また、効果や効能はおだやかなので医薬品の用に治療する薬ではなくどちらかというと予防に重点が置かれています。

インターネットの通販などで検索するとたくさんの育毛剤がヒットしますが、ほとんどはこの医薬部外品や化粧品です。
ですから、医薬部外品であれば効果や効能をうたっていても治療できるとは書かれていないはずです。

育毛によいとされる成分をこれでもかと言うほど詰め込んでいるので、その成分と体質が合った人は効果を感じることが出来ると言えます。
値段も1ヶ月あたり5000円前後から1万円弱程度の商品があり、返金保証や無料お試しのようなキャンペーンも行われています。

化粧品の育毛剤

化粧品では効果や効能を謳うことは出来ません。
ですから頭皮の保湿をしたり、清潔にたもつための商品には化粧品に分類される育毛剤が数多くあります。

しかし、だからといって育毛効果が全くないと言いきれるわけではありません。
化粧品はその含まれている全成分を表示しなくてはならないという制約がある一方で
使用できる成分数は医薬部外品より多いというメリットもあります。

脱毛は個人差が大きい症状であるため、どの成分がどのタイミングで効果があるのかは誰にも分からないのです。
ですから口コミで効果があると記載された商品でも自分が必ずしも同じ効果が得られるとは限りません。

育毛剤でびまん性脱毛症を改善していくためには、いかにして自分とあった育毛剤と出会うかということが重要な課題です。
そのためには自分の脱毛症状を分析することが大事です。
ストレスや疲労による血行障害、食生活や生活習慣などあらゆる可能性を考えて、思い当たる点から改善し、
それに見合った効能のある育毛剤から順次試してくと良いでしょう。